今回のお題は、今の時期だとオクラホマなど、多くのモデルに採用されている、バックルの交換。
TATAMIやビルキーなど、ビルケンシュトックブランドのロゴが入った特徴的なパーツでもあり、
大きさもさまざまで、カラーも色々あります。
この作業には、ビルケンシュトック特製の工具が必要となり、
また、テクニックが無いと、中々使えないシロモノです。
やってもやっても、また失敗なんか、普通。モデルやバックルの取り付け位置によっては、お断りしたい修理の一つかも。
原理的には、金属のバックルをハリというか、タマというか、小さな固い針金のようなモノをホッチキスのようにカチッと留めるだけなのですが・・・
ドイツからの解説書がある訳ではないので、経験や練習がすべてです。
今回、自分の作業のまずかった点も指摘してもらって、かなり失敗なく取り付けができそうです。
ビルケンシュトックのハイスペックブランド、TATAMIをメインにビルケンシュトック全ブランドから、本国ドイツで学んできた独自の履きやすさ でセレクト。
職人による修理や調整、購入後も安心のサポート、フットウェアプロショップです。
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修理セミナーに参加 6
修理セミナーに参加
14、15日と富士山のふもと、静岡に出張していました。
内容的には、上級修理セミナーということで、
TATAMIやビルキーなどのビルケンシュトックに関してと、
ダックフィートやロインツに関してという内容でした。
場所は毎回お世話になっている、シードコーポレーション、解り易くいうとTATAMIジャパンです。
まず、始めのお題は・・・
ビルケンのサンダル等で、長く使っていると気になる、トップレザーの汚れ。そう、各ロゴの入ったスエード部分の交換作業。
私も普段からおこなっている作業ですが、
より効率的、そして正しい方法で学んで仕上げの綺麗さや、はがれにくさを学びたかった事の一つでした。
一見、剥がして、新しいスエードを貼り付ける。とカンタンそうに感じますが、
やっぱり見えない部分に秘密あり。ということで、工具、薬品、接着剤もそれに合った物で、特殊でした。あと、作業手順も。
講師の先生からのチェックも厳しく。この講義、実践で、今まで以上の仕上がりが期待できそうです。
一緒にセミナーを受けた沖縄の真喜屋さん、お疲れ様でした。
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ビルケンシュトックの修理
靴の修理屋に出したら、こんなになってました・・・
そんなかわいそうなモデル、サハラちゃんです。
底材がビルケン純正モノじゃないし、すっごく重たくなってるし、一番まずいのが、釘を打ってること。
フットベットのコルク素材には、釘は利かないし、釘を通して水分が浸入、最後はコルク崩壊となります。
こういう事にもならないように、必ずビルケンの修理は購入した所にご依頼がベスト、
その際に、うちのショップのような、メーカー推薦の修理もこなす販売店以外での購入の場合は、
必ず、ビルケンシュトックジャパンもしくは、TATAMIジャパンへのメーカー修理を必ずご依頼ください。
まだまだ販売店によっては、ビルケンの事を理解できていないという、声も聞きますので・・・
きちんとしたメンテナンスで、長く使えるビルケンですが、工具や接着剤、修理法なども特殊なモノも多いのも特徴なビルケンです。
長崎NO.1のモデル数!ビルケンシュトックの正規販売代理店です。
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