使い続ける事での底材が減って、修理ではなく、
単純に底材のはがれ。
以外にビルケンシュトックのサンダルのモデルに多い、トラブルです。
同じ接着剤を使っているのと、使用条件は同じなので、
片足に起こった事は、もう片方も可能性があり、アッパーと呼ばれるバンドの部分も、剥がれる可能性があります。
という訳で、こういうケースの場合は、全部を剥がしなおして、再接着。というよりは組み立てといった方が正しいかもです。
去年、ドイツのビルケンシュトック本社に研修で行った時も、マイスターに尋ねたことがありますが、
剥がれないように、強力な接着剤を使用したら。とたずねたら、
製造現場での健康問題や、接着剤の環境に影響の関係で、難しいとの事です。
このような、規格は、日本よりかなり厳しいらしく、考え方の違いでしょう・・・
しかし、マイスターから一言、
全部じゃないし、使用条件で、剥がれる事はあっても、販売したショップで接着してやればいいのでカンタンじゃないの。とのことです。
まあ、たしかにその通りです。
さすが、靴の販売店の中に、工房や職人が、常駐完備が普通のドイツの発想。
という訳で、当ショップでも、使っていて剥がれなどありましたら、お気軽にご相談ください。お預かりで作業となりますが、無料でおこなっております。
なお、他店での購入モデルに関しては、プロショップでしたらどちらでも受け付けているかと思うので、ご購入店にご相談ください。
専門に取り扱っているプロショップだからこそ、より理解して、できるメンテナンスや修理も沢山あります。
職人による修理や調整、購入後も安心のサポート、フットウェアプロショップです。
BGM I Work For A Living
ビルケンシュトックの修理
2011年3月16日 水曜日