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ビルケンシュトック ボストンの修理

2010年1月12日 火曜日


底材のオールソール交換でお預かりのボストン、

いつものように、底材を剥がして、新しい底材を接着です。

で、仕上げに、アッパーをリフレッシュ・・・


まずは、全体の汚れをクリーニング、

その後、素材にあったクリームを塗っていきます。

今回は、ヌバックに表面加工された素材なので、

クリームではなく、ヌバック用の栄養剤を使用。

乾燥して、色が飛んでいた表面も、かなり復元です

木型が入っているのが、作業前で木型なしが、リフレッシュ後。


たまにのメンテナンスで、ながーく使えるビルケンです。

取り扱っているプロショップだからこそ、より理解して、できるメンテナンスや修理も沢山あります。

まずは、お気軽にご相談ください。


BGM Night Dreamer

ビルケンシュトック ボストンの修理

2010年1月2日 土曜日


お正月、2日ですが、ふつーにビルケンの修理でアップ、

今回、お預かりはフエルト素材のボストン、オールソール交換と、スエードライナーの交換です。


まずは、丁寧かつ迅速に底材を剥がした後、フエルト素材のアッパーを取り外して、

履きこまれた、トップライナーのスエードを剥がしていきます。


その後は、ビルケン専用の交換用スエードを丁寧に、貼っていきます。

ビルケン専用なので、履き心地は変わらず快適、この辺がプロショップのこだわり・・・


その後、これまた専用の木型を入れて、アッパーを接着後、底材を取り付け、

最後にプレス機で、圧着。

出来上がり後は、これまた、こだわりのクリーニング材を使って、フエルト素材をリフレッシュ、

大事に大切に使っていただいているので、表面もきれいにしたい、そんな気持ちを込めて・・・

どんな状態でも修理ができるとは、いえませんが、メンテしだいでは、ながーく使えるビルケンです。

取り扱っているプロショップだからこそ、より理解して、できるメンテナンスや修理も沢山あります。

まずは、お気軽にご相談ください。


BGM Hard To Say Im Sorry

ビルケンシュトック ケベックの修理

2009年12月27日 日曜日


今回のご依頼は、ケベック、

バンクーバーのハイカットモデル、といっても近頃見かけなくなったモデルなので、

逆に新鮮、機能的にも良くできたいいモデルです。

修理内容は、アウトソール交換とフットベット交換、

アウトソールは、カラー変更で、ブラックからホワイトに。


まずは、アウトステッチの糸を切っていきます。

これで、底材とアッパーの分離、

で、よーく見ると、つま先の内側の革が、擦り切れています。あと、アウトステッチの穴の部分も切れています。

擦り切れに関しては、最悪そのまま履いていると、アッパーの革にダメージや、場所が悪ければ、ミシン糸を切ってしまうので、

同じような色の革を当てて、補修。


アウトステッチの穴に関しては、そのまま縫っても、切れがひどくなるだけなので、ブラックの革を内側から当てて補修。

ここで、本当は、厚めの丈夫な革を使いたいとこですが、部分的にも目立ちやすいとこですので、

目立ちにくいような、薄めですが、丈夫な革を選択。

穴を開けて、さあ、手縫いとなります。

説明が長くなりましたので続きは明日にでも・・・

取り扱っているプロショップだからこそ、より理解して、できるメンテナンスや修理も沢山あります。

まずは、お気軽にご相談ください。


BGM Bring It Back In Your Eyes