次の修理のお題は、シャノンが代表的なモデルとして、ウレタンソールのオールソール交換。
シャノンだけでなく、初期のユーコン、モンタナもこの構造のモデルです。
さて、はがすのは簡単ですが、
履いていて、剥がれてくるのはカンベンということで、接着前の作業に時間をかけて入念に・・・
接着が付きやすいように、表面を削ったり、
専用の薬品を使って、接着前の処理やら、けっこう、行程複雑です。
すべては、履いていて、剥がれないように。そのために。
接着前の乾燥は、今回半日以上、
条件にもよりますが、これくらい乾かさないと、接着力が強くならないという事で。
接着後も専用木型、プレス機を使って、さらに圧着です。
正しい修理法を知る事で、靴の構造や弱点も良くわかります。カタログには載っていない、本当のビルケンシュトックを伝えられるとうれしいかな。
まあ、プロショップとしては、知っていてあたりまえ。出来て当たり前のことですけど・・・
修理法や接着剤、機材も常に進化。ということで、つねに学ぶ事は大事ですね。
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ダックフィート 〔DANSKE〕
ヨーロッパには、一時的な流行とは無関係で、
長く使い続ける事を考えた、定番の靴を作り続けているメーカーが数多く存在します。
ほとんどが、昔ながらのハンドメイドでかわらず職人が作り続けている靴。
変化とは違って、改良は必要な事なので、同じような行程を作り続ける事で履き心地や強度、修理の際に関してもパーフェクトに近づいていきます。
それは、機械ではなく、人が一足、一足考えながら作り続けていてるから・・・
手にして、足を入れるとそんな思いも感じてしまう、デンマークの名品、ダックフィートです。
ダックフィート 〔DANSKE〕 モデルNO.3050 ¥40950〔税込み〕
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ビルケンで気になる部分といえば、2
前回の続きです。
気になるスエードの汚れ、せっかく交換するなら・・・
ということで、ご自分だけのオリジナル仕様に、
また、今後の汚れを考慮したりなど、
スエードのカラーの変更です。
現在、在庫として持っているのが、ダークカラーとナチュラルカラーがあります。
お好きなカラーをお選びください。
画像は、トリコロールカラーのダカール、
元々は、ナチュラルカラーのスエードでしたが、ダークカラーに変更仕様、完全オリジナルのモデルに仕上がりました。
しかし、このナチュラルカラーのスエード、剥ぎにくいんですよ。ダークカラーはそこまでありませんが。
カラーの違いによる接着剤の違いか、はたまた職人の違いか、そもそも行程の違いか、ビルケンシュトック、奥が深い履物です。
メンテナンスもお任せの長崎NO.1、モデル数!ビルケンシュトックの正規販売代理店です。
ご購入後のちょっとした、修理もお気軽にお尋ねください。私自身が修理をしますので、使用期間や箇所によっては、無料でその場でそく修理何てことも、もちろんあります。
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