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修理セミナーに参加 2

2010年12月18日 土曜日

修理セミナーに参加 2 次の修理のお題は、シャノンが代表的なモデルとして、ウレタンソールのオールソール交換。

シャノンだけでなく、初期のユーコン、モンタナもこの構造のモデルです。

さて、はがすのは簡単ですが、

履いていて、剥がれてくるのはカンベンということで、接着前の作業に時間をかけて入念に・・・

接着が付きやすいように、表面を削ったり、

専用の薬品を使って、接着前の処理やら、けっこう、行程複雑です。

すべては、履いていて、剥がれないように。そのために。

修理セミナーに参加 2
接着前の乾燥は、今回半日以上、

条件にもよりますが、これくらい乾かさないと、接着力が強くならないという事で。

接着後も専用木型、プレス機を使って、さらに圧着です。

修理セミナーに参加 2
正しい修理法を知る事で、靴の構造や弱点も良くわかります。カタログには載っていない、本当のビルケンシュトックを伝えられるとうれしいかな。

まあ、プロショップとしては、知っていてあたりまえ。出来て当たり前のことですけど・・・

修理法や接着剤、機材も常に進化。ということで、つねに学ぶ事は大事ですね。


BGM the riddle

ビルケンシュトックの修理

2010年7月5日 月曜日


靴の修理屋に出したら、こんなになってました・・・

そんなかわいそうなモデル、サハラちゃんです。

底材がビルケン純正モノじゃないし、すっごく重たくなってるし、一番まずいのが、釘を打ってること。

フットベットのコルク素材には、釘は利かないし、釘を通して水分が浸入、最後はコルク崩壊となります。


こういう事にもならないように、必ずビルケンの修理は購入した所にご依頼がベスト、

その際に、うちのショップのような、メーカー推薦の修理もこなす販売店以外での購入の場合は、

必ず、ビルケンシュトックジャパンもしくは、TATAMIジャパンへのメーカー修理を必ずご依頼ください。


まだまだ販売店によっては、ビルケンの事を理解できていないという、声も聞きますので・・・

きちんとしたメンテナンスで、長く使えるビルケンですが、工具や接着剤、修理法なども特殊なモノも多いのも特徴なビルケンです。

長崎NO.1のモデル数!ビルケンシュトックの正規販売代理店です。


BGM You Make Me Say